皆さんは、ラグジュアリーカードというクレジットカードをご存知でしょうか?
ラグジュアリーカードというだけあって一般的なクレジットカードとは、ひと味違う豪華なサービスを受けることができるクレジットカードです。
まさに名前の通り、豪華なサービスを受けたい方にぴったりのカードといえるでしょう。
このラグジュアリーカードですが、実は1種類だけではなく3種類あります。
3種類もあるとどのカードを選んで良いか迷う方も多いのではないでしょうか?
そこで今回はラグジュアリーカードについてわかりやすく説明をします。
ぜひラグジュアリーカードを選ぶ際の参考にしてくださいね。
ラグジュアリーカードの種類
まずは、ラグジュアリーカードの種類について知っておきましょう
ラグジュアリーカードには以下3つのカードがあります。
- チタンカード
- ブラックカード
- ゴールドカード
一般的にブラックカードの方がゴールドカードよりランクが高いですが、ラグジュアリーカードの場合、最上位カードは純金加工のゴールドカードです。
ラグジュアリーカードは、チタンカードからゴールドカードまで全て金属でできているので、一般的なクレジットカードとは違う重厚感を受けることができます。
では、このラグジュアリーカードですがそれぞれのカードの共通点・相違点はどのようになっているのしょうか?
まずはラグジュアリーカードの共通点についてしっかり解説していきます。
ラグジュアリーカードの共通点は3つ
ラグジュアリーカードの共通点はたくさんありますが主な共通点は3つに集約されます。
- コンシェルジュサービス
- ダイニング特典
- トラベル特典
それぞれの共通点についてわかりやすく説明しますね。
コンシェルジュサービス
コンシェルジュサービスとは、電話イッポンでレストランの予約やホテルの予約・花などの注文をすることができるサービスです。
基本的に何でもしてくれるサービスになりますので、非常に便利なサービスだといえるでしょう。
ラグジュアリーカードでは、すべてのカードでこのコンシェルジュサービスを使うことができます。
ブラックカード、ゴールドカードはメールでの問い合わせも可能です。もちろん24時間365日対応してくれるので、専属の秘書を1人持ったような感覚になるでしょう。
ダイニング特典
ラグジュアリーカードには、ダイニング特典があります。
ダイニング特典とは、その名の通りレストランで受けることができるサービスです。
ダイニング特典には様々なものがありますが、主な特典は、料理のアップグレードと1人分の料理が無料になる特典です。
当然ですが、ラグジュアリーカードが提携しているレストランは超一流のレストランばかりです。
ラグジュアリーカードの年会費については後ほど詳しく説明しますが、高級レストランを何度も利用する形であれば、このダイニング特典で充分元を取ることができます。
トラベル特典
すべてのラグジュアリーカードで、プライオリティパスを使うことができます。
プライオリティパスとは、世界1300カ所以上の空港ラウンジを無料で利用することができるカードのことです。
プライオリティパスは、通常4万円ほどの年会費がかかりますが、ラグジュアリーカード保有者なら無料です。
また、自宅~空港間の手荷物無料配送は、ラグジュアリーカード会員1人当たり最大3個まで無料で配送してくれます。
手荷物の無料配送自体は、他のクレジットカードでも提供しているサービスですが、最大3個も配送してくれるのはラグジュアリーカードくらいでしょう。
ラグジュアリーカードは旅行傷害保険も充実しています。
海外旅行傷害保険は、自動付帯で最高1.2億円の保障と非常に手厚い保障となっており、国内旅行傷害保険は、利用付帯ではありますが、保障は最高1億円と高水準です。
こちらがラグジュアリーカードの共通の主な特徴になります。ではカード毎にどのような違いがあるのでしょうか?
ラグジュアリーカードの年会費は?
ラグジュアリーカードを年会費についてまとめました。
種類 | チタンカード | ブラックカード | ゴールドカード |
---|---|---|---|
年会費 | 55,000円 | 110,000円 | 220,000円 |
家族カード | 16,500円 | 27,500円 | 55,000円 |
一般のクレジットカードに比べると、桁違いに年会費が高いことがわかりますね。
最もランクが低いチタンカードでも5万5000円と高額です。
いかにラグジュアリーカードが、豪華なクレジットカードであるかがわかるでしょう。
ラグジュアリーカード3種類の違い
種類 | チタンカード | ブラックカード | ゴールドカード |
---|---|---|---|
還元率 | 1.0% | 1.25% | 1.5% |
マイル | 0.6% | 0.75% | 0.9% |
直接申し込み | 〇 | 〇 | ✕ |
ラグジュアリーリムジン | ✕ | 〇(往路のみ) | 〇(往路もしくは復路) |
ラグジュアリーソーシャルアワー | ✕ | 〇 | 〇(往路もしくは復路) |
ハワイアン航空エリート会員 | ✕ | 〇(GOLD) | 〇(PLATINAM) |
国内賠償責任保険 | ✕ | ✕ | 〇(最高1億円) |
国立美術館無料観賞 | ✕ | 〇 | 〇 |
TOHOシネマズ無料観賞 | 月1回まで | 月2回まで | 月3回まで |
ラグジュアリーカードは種類によって様々な違いがありますが、今回は主な違いである6つの違いについて説明をします。
- ポイント還元率
- 申し込み方法
- ダイニング特典
- ハワイアン航空のエリート会員
- 賠償責任保険が付帯
- ライフスタイル特典
わかりやすく説明をしますのでぜひ参考にしてくださいね。
ポイント還元率
ラグジュアリーカードのポイント還元率は、カードのランクによって異なります。
最高ランクであるゴールドカードであれば1.5%の還元率を受けることができます。
マイルについてはいずれのカードも1ポイント3マイルのレートで交換することができます。
申し込み方法
ラグジュアリーカードはランクによって申込方法も違います。
チタンカードとブラックカードは直接申し込みが可能ですが、ゴールドカードは招待制になります。
なのでいきなりゴールドカードを申し込むことはできません。
ゴールドカードが欲しい人も、まずはチタンカード・ブラックカードを取得して実績を積む必要があります。
ダイニング特典
ラグジュアリーカードのダイニング特典は、共通点も多いですが相違点もあります。
ダイニング特典の主な相違点は2つです。
- ラグジュアリーリムジン
- ラグジュアリーソーシャルアワー
それぞれの相違点についてわかりやすく説明しますね。
ラグジュアリーリムジン
ラグジュアリーリムジンとは、その名の通り提携しているレストランまでリムジンで送迎してくれるサービスです。
このラグジュアリーリムジンですが残念ながらチタンカードにはついていません。
またブラックカードの場合は、往路のみになります。
ゴールドカードの場合も片道のみになりますが、往路もしくは復路のどちらかから選ぶことができますので便利ですね。
ラグジュアリーソーシャルアワー
ラグジュアリーソーシャルアワーとは、ラグジュアリーカードが提携している高級ホテルやラウンジで開催されているイベントに参加できることです。
でも残念ながらチタンカードには付帯されていません。
高級なワインやシャンパンなどをリッチなホテルで楽しむことができる事は非常に良いサービスですね。
ハワイアン航空のエリート会員
ハワイアン航空のエリート会員になると、フライト時のボーナスマイルが貰えるなど(ゴールド50%、プラチナム100%)さまざまな優待特典を受けられます。
ブラックカードの場合は、ゴールド会員、ゴールドカードの場合はプラチナム会員に無条件でなることができますのでハワイアン航空をよく使う方にとっては非常にありがたいサービスですね。
賠償責任保険が付帯
賠償責任保険は、ゴールドカードのみに付帯されたサービスです。
賠償責任保険とは、日常生活で起きてしまった賠償責任に対して最大1億円保証してくれる保険になります。
自転車などで事故を起こしてしまい怪我もしくは死亡させてしまった場合も同様の補償を受けることができます。
賠償責任保険が自動付帯するカードはほとんどありません。
まさにゴールドカード特有の安心といえるでしょう。
ライフスタイル特典
ラグジュアリーカードには、ライフスタイル特典というサービスもあります。
ライフスタイル特典は主に2つあります。
- 国立美術館無料鑑賞
- TOHOシネマズ無料鑑賞
それぞれの特徴についてわかりやすく説明しますね。
国立美術館無料鑑賞
日本には、6つの国立美術館があります。
- 東京国立近代美術館
- 京都国立近代美術館
- 国立西洋美術館
- 国立国際美術館
- 国立新美術館
- 国立映画アーカイブ
これら6つの美術館を無料で鑑賞することができます。(ただし所蔵品展限定)
企画展は無料で見ることができませんので注意してくださいね。
またラグジュアリーカード保有者だけでなく同伴者1名まで無料で見ることができます。
TOHOシネマズ無料鑑賞
ラグジュアリーカードを持っていればTOHOシネマズで無料で映画を見ることができます。
保有しているカードによって月に無料で見られる回数は変わってきます。
- チタンカード…月1回
- ブラックカード…月2回
- ゴールドカード…月3回
映画好きにはたまらない特典になりますね。TOHOシネマズの一般料金は1900円になりますのでフルに使えばかなりのお得感がありますよ。
ラグジュアリーカードが向いている人はこんな人
ラグジュアリーカードが向いている方は、ズバリステータスを追い求める方でしょう。またステータスだけではなく、ダイニング特典なども非常に充実しているため、高級レストランに仕事などでたくさん行く下も向いているといえます。
いずれにしても年会費は非常に高いので、慎重に選ぶ必要がありますが、利用する人によっては十分元が取れるカードになっています。
用途を考え、自分に合っていそうなら十分利用価値のあるクレジットカードといえるでしょう。