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企業研究に役立つ?!IR情報の意味と注目すべきポイントを徹底解説!

IR情報とは、投資家に向けた企業情報のことで、経営 状態や財務状況、今後の見通しなどを広報する

企業への投資を行う際に欠かせないのが、IR情報の確認です。

とはいえ、投資初心者からすると「IR情報って何?」となってしまうと思います。

そこでこの記事では、IR情報の意味と注目すべきポイントについて詳しく解説していきます。

IR情報ってそもそも何?

IR情報というのは、投資家に向けた企業情報のことを差します。

投資家は、このIR情報からの情報を参考にしながら、

・その企業の将来性はどうなのか?
・その企業の問題点は何なのか?

という点を分析し、最終的な投資判断を行うのです。

IR情報というのは、インターネットで誰でも気軽に確認することができるため、今となっては就職を考えている大学生も参考にしています。

投資における企業研究でIR情報を確認すべき理由は?

IR情報というのは、投資家が投資判断をする上でかなり重要な情報になります。

もっと言えば、企業への投資をするのであれば、絶対にIR情報を確認しておかなければならないのです。

では、投資をする上でIR情報を確認しなければならない理由について、詳しく見ていきましょう。

企業の健康状態を見極められる

IR情報を確認することで、企業の売り上げや利益、負債などを細かくチェックすることができます。

これらの数字を徹底的に分析することで、企業の健康状態を探ることができます。

企業の健康状態を知ることができれば、投資をする上でのリスクや見込める利益などを細かく予想することができるため、安全に資産運用しやすくなるのです。

客観的に企業を判断できる

企業への投資をするときに、

「その企業が好きだから」
「その企業を知っているから」

という主観的な考えを持ってしまう人もいるのですが、これはかなり危険です。

もちろん、投資の判断材料として、「企業のことを知っている」「起業を応援したい気持ちがある」という要素も大切なのですが、それ以上に大切なのが企業を客観的に分析することです。

IR情報を確認することで、数字によって企業を客観的に分析することができるため、好き嫌いではなく、「利益が見込めるか」という点で分析していくことができるようになります。

IR情報で確認しておくべきことって何?

次に、IR情報で最低限確認しておくべきことについて、詳しく解説していきます。

中期経営方針計画

中期経営方針計画というのは、企業が現在取り組んでいる事業や残された課題などを明記した内容となっています。

この計画を熟読することで、企業が将来どのようになっていくのか、その事業の成長性はどうなのかということを分析することができるのです。

若干小難しい言葉を使って解説されているため、最初は抵抗があるかもしれませんが、慣れてくると少しずつ内容を理解できるようになりますので、諦めずに読み込んでみることをおすすめします。

企業が抱えるリスク

企業への投資を行うのであれば、その企業の良い面だけではなく、リスクをしっかりと確認しておかなければなりません。

リスクや問題を1つも抱えていない企業というのはほとんどなく、どの企業も何らかの課題や問題を抱えています。

この課題や問題が、投資をする上でかなり危険な要素になってしまう可能性がありますので、しっかりと確認しておくようにしましょう。

当期純利益

当期純利益というのは、総売り上げから原価やコスト、税金などの諸経費を引いた「儲け」のことを差します。

この項目を確認することで、黒字経営なのか赤字経営なのかを判断することができますし、利益や利益率の高さや低さを確認することができます。

社債

社債というのは、簡単に言ってしまうと企業の借金のことを差します。

中には無借金経営を行っている企業もありますが、ほとんどの企業が何かしらの借金をしています。

社債を確認するときには、借金の多さではなく、「返済ができているのか」を確認することが大切です。

仮に返済が滞っている場合には、資金繰りに問題を抱えている可能性があるため慎重に投資判断をしていかなければなりません。

初心者が躓きやすい資料の見方

最後に、初心者が躓きやすい資料項目の見方について詳しく見ていきましょう。

有価証券報告書

有価証券報告書というのは、企業の情報を外部に開示するための資料を差し、上場企業は絶対に提出しなければなりません。

この項目を確認することで、

・事業内容
・研究開発活動
・財政状態
・設備の概要
・経理状況

などを確認することができますので、かなりボリューミーな資料となっていますが、しっかりと確認しておくことをおすすめします。

利益の確認方法

先ほど、当期純利益を確認すべきと解説しましたが、当期純利益の高さや低さだけでは企業の状態を把握することができません。

というのも、当期純利益というのはその年度の結果となりますので、この数字だけで判断してしまうと投資先選びに失敗してしまう可能性があるのです。

セグメント情報

様々な事業を展開している企業では、セグメント情報を確認できる場合があります。

セグメント情報を確認することで、

・どの事業に力を入れているのか
・どの事業を発展させていきたいのか

という情報を入手することができるのです。

まとめ

IR情報というのは、企業が投資家向けに開示している企業情報のことを差します。

この情報を徹底的に分析することで、企業の健康状態や成長性、リスクや問題点などを理解できるため、投資判断がしやすくなります。

IR情報では、難しい言葉を使って解説されている項目が多数あります。

わからない言葉を調べながら読み込んでいくことができれば、IR情報をより正確に読み取れるようになり、投資で利益が見込める企業を見極められるようになるでしょう。